セレッソ大阪 写真:Getty Images

 3月2日開催の明治安田J1リーグ第4節で、アルビレックス新潟に引き分けたセレッソ大阪。U20日本代表FW北野颯太に海外移籍の可能性が報じられた一方、現在フリーである元アメリカ代表FWボビー・ウッドを獲得する可能性があるという。

 現在32歳の同選手は、身長180cmで右利きのストライカー。プロデビューから2021年までドイツ国内でプレーしていたが、TSV1860ミュンヘン時代は当時日本代表の常連だったFW大迫勇也(現ヴィッセル神戸)とチームメイトに。ハンブルガーSV時代は元日本代表DF酒井高徳(現神戸)やFW伊藤達哉(現川崎フロンターレ)、ハノーファー時代は元日本代表MF原口元気(現浦和レッズ)や日本代表FW浅野拓磨(現RCDマジョルカ)らとともにプレーしていた。

 2021年4月にハンブルガーSVからレアル・ソルトレイクへ移籍すると、2024シーズンまでMLSの舞台でプレー。2022年からニューイングランド・レボリューションに在籍していたが、2024シーズンは開幕直後の負傷離脱もあり、MLSで6試合のスタメン出場に。4ゴールと結果を残したものの、同シーズン限りで契約満了によりチームを去った。

 ニューイングランド退団から2か月以上フリーの身であるウッドだが、マレーシアメディア『Markaj News』は3月4日、関係者から独自に入手した情報として「ウッドがC大阪の獲得候補に挙がっている」とリポートも、オファーや交渉の有無には触れず。「32歳の彼は2025年1月、ニューイングランドから解雇された」と綴っている。

 なお『Markaj News』は2月下旬、北野について「彼はMLS所属レアル・ソルトレイクから注目を浴びている。今夏移籍の可能性で、リーグアンのオリンピック・リヨンからも注視されている」と、海外複数クラブからの関心を報じていた。ロシアW杯北中米カリブ海予選など国際Aマッチ45試合の出場で13ゴール5アシストという実績を持つウッド、そして2025シーズンJ1開幕節のガンバ大阪戦(大阪ダービー)で2ゴール1アシストを挙げた北野の去就に注目が集まる。