在宅勤務中に「集中力が続かない」「気分が乗らない」と感じることはありませんか?
こうした悩みを解決する方法として、アロマの香りを取り入れると効果があるかもしれません。
筑波大学の研究チームが、精油(エッセンシャルオイル)の香りを活用することで、テレワーク就業者の気分や仕事のパフォーマンスを向上させる可能性を示す研究を発表しました。
この研究では、ローズマリーやラベンダーなどの香りが、気分や集中力にどのように影響を与えるのかを詳しく調査し、興味深い結果を得ています。
研究の詳細は2025年2月7日付で学術誌『アロマテラピー学雑誌』に掲載されています。
目次
- 自宅での作業、どうすれば集中力が高まる?
- 精油の香りで仕事の効率は高まるのか?
自宅での作業、どうすれば集中力が高まる?

コロナ禍をきっかけに全国でテレワークが普及し、以前に比べて家で仕事をする人が非常に増えました。
テレワークには「通勤時間がなくなる」「自由な環境で仕事ができる」などのメリットがある反面、「集中できない」「オンとオフの切り替えが難しい」といった声もよく聞かれます。
特に、周囲に同僚や上司がいないため、仕事に集中する環境を自分でコントロールして整える必要があります。
これまで、集中力を高める方法として、適度な運動やカフェイン摂取、ポモドーロ・テクニック(25分作業したら5分休憩を挟む)などが推奨されてきました。
しかし近年、新たなアプローチとして「香りの力」が注目されています。
過去の研究では、アロマテラピーがストレスの軽減やリラックス効果をもたらすことが確認されています。
では、香りがテレワークの仕事パフォーマンスにも影響を与えるのでしょうか?
今回の研究では、精油の香りを用いることで、気分や仕事の効率が向上するのかを検証しました。
精油の香りで仕事の効率は高まるのか?
この研究では、テレワークを1年以上継続している25~49歳の男女30名を対象に、精油の香りを使用した実験を行いました。