
元ガンバ大阪所属のMFチュ・セジョンを獲得した韓国1部の光州FCは、3月5日開催のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ラウンド16・1stレグでヴィッセル神戸と対戦。敵地の御崎公園球技場(ノエビアスタジアム神戸)に乗り込むが、イ・ジョンヒョ監督は2024年11月4日の前回対戦時に否定的なコメントを残していた。
ACLEリーグステージで横浜F・マリノスを7-3で下したほか、川崎フロンターレにも1-0で勝利するなど、Jリーグ勢相手に結果を残した光州FC。神戸との前回対戦では、FW宮代大聖やMF佐々木大樹にゴールを奪われ、0-2で敗れている。
当時、韓国メディア『スポーツG』が伝えたところによると、イ・ジョンヒョ監督はノエビアスタジアム神戸の環境に不満を抱いていたとのこと。11月3日の会見で「今日の練習で、ピッチコンディションが思っていたより良くなかった。失望している」とコメントを残したというが、同時期に韓国では多くのサッカースタジアムでピッチコンディションが悪いことが問題視されていた。
そのノエビアスタジアム神戸では2025年2月以降、ACLEリーグステージ1試合、明治安田J1リーグ戦3試合が開催。3月1日に行われたJ1第4節アビスパ福岡戦の映像を見る限り、ペナルティエリアを含めて同スタジアムの芝の状態は良好と考えられる。
前回対戦時には不満を漏らしていたイ・ジョンヒョ監督。3月4日の前日会見で心理戦を仕掛けるのか、光州FC指揮官の発言に注目が集まる。