2回まではエサなしで掛かってきたが、3回目になると反応がなくなった。ここでアミエビを使うと再びアタリが戻ってきた。30分くらいマアジはよく釣れて20匹を突破。生きエサ用としてオケに生かしているアジがあふれそうだ。アジは20cmがアベレージサイズで、時々良型も交じった。

的矢湾の入り口の安乗は風光明媚だ。釣り始めるまでは寒いと思っていたが、アジが釣れるのでサビキ釣りに没入して寒さを忘れる。日差しを浴びるとちょうどいい体感気温となるので、つらい朝を克服できれば問題なく釣りができそうだ。
連続ヒットでお土産十分
昼まで順調に釣れ続けて50匹は余裕で超えた。坂崎さんも50匹を超えている。小ダイも釣れるらしいので胴つき仕掛けにオキアミエサで狙うと、昼前に2匹釣ることができた。こちらはなかなか食ってこなかったが、根気よく続けていると掛かってきた。

釣り過ぎるとあとの処理が大変なので昼すぎからはセーブした。泳がせ釣りはエサのアジが激しく暴れただけで青物やヒラメの顔は見られなかったが、それを上回るアジが釣れて大満足だ。午後4時に船長が迎えに来てくれたが、別のイカダではヒラメが掛かったがキャッチには至らなかったそうだ。でもヒラメはいるのでリベンジしたい。

当日の釣果は、マアジ15〜23cm約150匹、ヘダイ20cm1匹、小ダイ20cm3匹。クサフグ20cmとカサゴ10cmはリリースした。マアジは刺し身とアジフライ、骨せんべい、南蛮漬けにしたが、やはりおいしかった。
<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>