■ハードオフは「リユース革命を起こしたかった」
話題のブースが設置されたのは、1月18日と19日の2日間限定。
設置の経緯について、ハードオフ担当者は「小金井店13周年の周年祭で感謝の気持ちとして、お客様に体験してもらいたいという気持ちから実施しました」と説明している。
来店客によるDJ 体験、サンプラー体験ができる同ブースには、「お子様達にワクワク体験を届けたい」という思いも込められているそう。なお、ブースの機材も当然「売り物」である。

担当者は「普段の業務としてはDJ ブースの設置は行わないのですが、ハードオフは柔軟性もあり、自由な考えを活かしていけるというイメージを持ってもらいたいと考えました」「そしてハードオフの仕事に憧れ、未来の『ハードオフマン』になって、一緒に仲間としてリユース革命を起こしていきたいです」と、企画の意図を語ってくれた。
実際、店頭に突如現れたDJブースは多くの来店客のハートを鷲掴みにしたようで、担当者は「大人の方からお子様までとても多くの方が『やってみたい』と体験されていました。中には機材に興味を持つ方も多く、今までの感謝をお客様に伝えられました」「未来のハードオフに繋げられたと思います」と、笑顔を見せる。
本イベントは昨年夏頃から、店舗一丸となって企画していたそう。
担当者は「他にもたくさんの周年祭の企画を全員で企画し、実施できたので、店舗スタッフ一丸となった思いがお客様にも伝わったかと思います」「DJじゅきまるも何日も前からセットリストを自発的に考え、リハまで前日に行っています」と説明しており、その気合いの入れ方は半端ではない。
イベントを成功させるには、来客を「楽しませる」だけでは不十分である。今回のハードオフは店側が本気で企画し、店舗スタッフも本気で楽しんだからこそ、多くの人々にその魅力が伝わり、SNSで広く発信されていったのだろう。