「その後試合開始後30分過ぎに集団の中の子供9名が南門から再入場を希望。 浦和社員の案内でメインアッパー指定席に案内して試合終了まで観戦。 その後の混乱はなし。 以上が関係者から聴取した経緯です」

 「そもそも浦和レッズサポーターの中に違う色のシャツで入り、許可のない旗を掲げたルール違反が問題です。それを人種差別の問題にすり替えることは非常に悪質です。浦和レッズやサポーターに瑕疵はなく、むしろ指定席を案内するなど親切な対応をされています」

 一部メディアでも埼玉スタジアムにおけるクルド人の騒動が報じられるなか、自民党所属の奥富市議会議員は3日夕方にXを更新。報道内容を引用した上で、「注意されることはわかっているだろうに、火のない所にわざわざ油を注ぐことするのか。子供まで巻き込んで、騒ぎを起こすなどタチが悪い。様々なトラブルはこういうことの長年の積み重ねなんですよ」と批判している。

 なお浦和は公式サイトを通じて、「ホーム、アウェイを問わず、すべての試合における、浦和レッズのファン・サポーターによる事前申請が完了していない横断幕・旗類(大旗・振り旗、ゲート旗)の掲出は禁止です」と案内。「政治的、思想的、宗教的主義、主張または観念を表示し、または連想させる」フラッグ等の掲出を禁止している。