■箱版は10年近く「変更なし」と判明

では、多くのユーザーにとって最も馴染み深い『たけのこの里』(箱)の内容量は、ここ数年でどのように変化しているのだろうか。

『たけのこの里』中身がたった5粒、「少なすぎる」と波紋を呼ぶが… 明治は「発売当初から変更なし」
(画像=『Sirabee』より引用)

こちらの疑問について、明治の担当者からは「直近では、約10年前の2015年7月に内容量変更を行いました」との回答が得られた。

多くのメーカーが「苦渋の決断」として内容量の減少に踏み切っているため、「当然『たけのこの里』も数年前から量が減っているのだろう…」と、自然に考えていた読者も多いのではないだろうか。だが実際は、明治はその内容量を10年近くに渡ってキープし続けていたのだ。

しかし近年の社会情勢の影響を受け、そんな『たけのこの里』(箱)も、5月20日発売分より内容量が10%ほど減少することとなる。

いち消費者としては残念な報せだが、いち「たけのこ派」としては、長年に渡って企業努力を続けたスタンスに心から感謝したい。