浦和レッズ 写真:Getty Images

 浦和レッズは3月2日に埼玉スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第4節で、柏レイソルに0-2で敗北。キャプテンのMF関根貴大に対する批判が相次ぐなか、インターネット動画配信サービス『DAZN』で解説を担当した浦和OB興梠慎三氏による辛辣コメントが反響を呼んでいる。

 第3節終了時点で1分2敗と白星がない浦和。柏戦でも14分に先制ゴールを許すと、31分に追加点を献上。シュート14本を放つも、スタメン出場のFWチアゴ・サンタナ、MFマテウス・サヴィオ、途中出場のMF金子拓郎やMF松尾佑介らがゴールを奪えず、勝ち点0という結果に終わった。

 浦和所属選手のパフォーマンスには、興梠氏は試合途中で「集中していないですよね本当に。負けていると分かっているんですかね。集中しないとダメですよ」などと苦言を呈したほか、「自分が試合に出たいくらい」と本音も。OBの声に両クラブのファン・サポーター等から「興梠解説、最高に楽しかった」「興梠さん怒り通り越して呆れている」「興梠さんには、どんどん喝を入れてもらいたい」「興梠慎三の浦和へのダメ出し解説が面白い」などのコメントが寄せられている。

 GK西川周作の話曰く、2021シーズン終了後に浦和から北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍する際に「もっと選手を大切にして下さい」とクラブに訴えた興梠氏。自らの引退セレモニーでは、問題行動が相次いでいた一部の浦和サポーターに対して「問題を起こしたサポーターは、おそらく自分より長く浦和にいて、僕よりも浦和レッズを愛していた人たちだと思います。もうこれ以上、そういう人たちを失いたくありません。あなたたちサポーターは、僕にとってはヒーローです。ヒーローはカッコよくなくてはなりません。これからはカッコいい行動で浦和レッズをサポートしていただきたく思います」などとメッセージを送っていた。