米テキサス州の採石場で化石化した人間の“指”が発見された――。しかしすぐに大きな疑問が浮かび上がってくる。“指”が含まれていたのは1億年前の白亜紀の石灰岩層であったのだ。
■1億年前の石灰岩層で発見された人間の“指”の謎
メインストリームの考古学と人類学によれば、最も古い人間の化石は約280万年前のものである。しかしこの従来の考え方に疑問を投げかける発見は実は数多くある。科学によって構築されたすべての学説を打ち破る驚くべき発見の1つは、1億年前のものと考えられている化石化した人間の“指”だ。
この驚くべき発見は、1980年代にテキサス州の白亜紀の石灰岩層の採石場からもたらされた。
歴史系オルタナティブメディア「Ancient Code」によると、1億年前の化石化した指の軟組織がこのように化石化するには、指が酸素のない環境に急速に埋もれたに違いないという。この指の持ち主は、暴力的な急死を遂げたと考えられている。
“1億年前の指”の発見者は、このようなものに出くわすことができてとても幸運だと話している。
科学者らがこの謎の指の化石を切断して調べてみたところ、同心円状に配置された特徴的な内部構造が明らかになった。さらに指を分析すると、指の内部に保存された骨、関節、腱らしきものの存在が明らかになった。X線検査で暗い部分は実際に暗い色合いであった。
専門家たちはその指が誰のどの種のものであったかを特定できないが、普通に考えてそれが霊長類のものであるはずはない。
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1億年前の化石化した“指”がどうして存在するのか。1億年前の地球には未知の人類種が生息していたというのか。
いわゆる「場違いな工芸品(out-of-place artifacts)」、略してオーパーツ(OOPARTS)が、実はそれほど場違いなものではない可能性があるだろうか。
ウラル山脈で発見されたナノ構造物や、ロシアと中国で発見された2億~3億年前の遺物は、数億年前、地球に極めて進化した種が住んでいた可能性を示唆している。しかしそれらがどこから来たのか、どうなっていたのかは今も謎だ。
人類が地球上に存在したのは、歴史書に書かれているよりもずっと昔のことなのか。この謎の化石化した“指”は、ヒューマノイドが何億年も前に地球上に住んでいた証拠なのか。それとも単なるでっちあげなのか。残念ながら入手できる関連情報はほとんどないので、厳密な検証は今のところ不可能だ。
過去50年間に、主流の科学が語るよりもずっと前から人類がこの惑星に居住していたことを示唆する数多くの発見がなされている。
たとえば南アフリカにある2億年前の巨人の足跡、ロシアで発見された3億年前のネジと240年前のマイクロチップなどは、遠い昔に複雑で知的な種が地球に生息していた可能性を示唆しており、今後も新たに発見されるであろうこうしたオーパーツによって、我々の歴史がすべて間違っていることを認めざるを得なくなる未来は案外近いのかもしれない。
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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