ファジアーノ岡山 写真:Getty Images

 クラブ史上初めてJ1の舞台でシーズンを戦っているファジアーノ岡山。3月2日開催の第4節・清水エスパルス戦などホームゲームの観戦チケットが次々と完売し、チケットの転売が相次ぐなか、トレーニング見学マナーの変更に関するクラブのアナウンスが話題に。賛否含めて様々な意見が湧き起こっている。

 同クラブは2月28日、公式サイトにてトレーニング見学マナーの変更点を掲載。重要な変更点として、ファン・サポーター等に対して以下のように案内している。

 「トレーニング時の静止画撮影について、これまで個人でお楽しみいただく範囲で撮影可としており、SNS等での発信は禁止しておりませんでしたが、選手の動向やチーム戦術的など重要な情報流出の可能性があるため、SNSやブログ等への写真・動画・練習内容情報の掲載はすべて禁止とさせていただきます。動画撮影は引き続き禁止となりますので、ご遠慮ください」

 「なお、練習の内容がSNSやブログなどに掲載されていることを確認した場合、クラブからご連絡させていただく場合がございますので、ご了承ください。ご不便をおかけしてしまいますが、チームの勝敗に直接関わりかねないことでございますため、皆さまのご理解・ご協力を何卒よろしくお願いいたします」

 このクラブのアナウンスに、Xでは「情報漏洩防止は大事」「細部まで勝ちにこだわる意思表明かな」「クラブとしては情報を発信されて得することはないからね」などと、クラブの姿勢に理解を賛同の声が挙がっている。

 またJ1昇格後は、公開練習の実施日が週に1回程度となっており、平日開催の公式戦がある週には全日程で非公開となるケースもあるが、ネット上では「もっと非公開練習を増やしてくれ」「練習なってすべて非公開でもいいと思っているくらい」など、クラブに情報漏洩防止を徹底するよう求める意見もある。