バズ・オルドリンが見た「謎の物体」
アポロ11号の月面着陸船パイロットであるエドウィン・“バズ”・オルドリンは、自身の著書『Return to Earth』の中で、ミッション中に不思議な発光体を目撃したことを記している。
彼によれば、宇宙船コロンビアの窓から見たその物体は普通の星よりも明るく、形状が一定ではなかったという。さらに単眼鏡で観察すると、時折シリンダー状に見えたり、「L字型」に光るようにも見えたという。
オルドリンとニール・アームストロング、マイケル・コリンズの3人は、この物体の正体について議論したが、結論には至らなかった。NASAに対しても「サターンVロケットの第3段はどこにあるのか?」と尋ねたが、その位置は6000マイル(約9656km)以上も離れており、目撃した物体とは一致しなかった。
最終的に、彼らは「おそらくロケットのパネルの一部だろう」と結論づけ、公式な報告はしなかった。しかし、オルドリンは後にこの出来事を振り返り、「本当のところ、あれが何だったのかは分からない」と語っている。

(画像=イメージ画像 Created with DALL·E,『TOCANA』より 引用)