
スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属する日本代表FW前田大然は、今2024/25シーズン好調を維持しており、その活躍ぶりはドイツの名門バイエルン・ミュンヘンのロッカールームでも話題になっていたようだ。
2月13日と19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフでセルティックがバイエルン・ミュンヘンと対戦した際、前田の運動量についてバイエルンのロッカールームで話題になっていたと、セルティックのDFキャメロン・カーター=ヴィッカースがスコットランドメディアで明かしている。
なお、前田はセルティックのホームで行われた13日の第1戦でゴールを決めるもチームは1-2で敗戦。続く第2戦でもセルティックは最後までバイエルンを追い詰め1-1で引き分けたものの、合計スコア2-3で敗退となった。
カーター=ヴィッカーズは、バイエルン戦後に元トッテナム・ホットスパーでチームメイトであったバイエルンのDFエリック・ダイアーと会話した際、前田の名前が出たことを振り返った。
「バイエルン戦の後、エリックと試合について話していたんだけど、彼が言うには第1戦の後バイエルンの選手たちはみんな前田のことを話していたそうだ。彼がどれだけ走るのか、どれほどのエネルギーを試合に注ぎ込んでいるのかってね。信じられないレベルだと」
「バイエルンのロッカールームでは、走行データが表示されていて、彼のハイスピード走行距離がどれだけすごいか、みんな話していたらしい」
「セルティックのチーム内で、前田と同じレベルの走力や持久力を持つ選手がいるかと言われると、正直いないと思う。それは彼独自のものだろうね。でも、あれだけハードワークしている選手を見ると、周りも頑張らなきゃという気になる」
「前田が成長したというよりも、今まさにピークに達している感じがする。フィットネス面では常に動き続けていて、極めてコンディションが良いし、とにかく走る。以前から彼にはその資質があることは分かっていたし、それが現在、存分に発揮されている」