ヴァレール・ジェルマン 写真:Getty Images

 J1リーグのサンフレッチェ広島は、2月27日にFWヴァレール・ジェルマンの加入を公式ホームページで発表した。ジェルマンは、フランスの強豪ASモナコ(2011-15、201-2017)やオリンピック・マルセイユ(2017-2021)等で活躍し、アンダー世代のフランス代表歴もある実力者だ。

 そんな同選手の英語表記スペルが、偶然にも2025年にJ2のジュビロ磐田から広島に移籍してきたFWジャーメイン良と同じ「GERMAIN」とあって、SNSで話題になっている。

 「広島のFWにGERMAINが2人」「ヴァレールGERMAIN、そしてGERMAINリョウ!完全に強すぎるぞ広島」「GERMAINとGERMAINの夢のツートップ」「ジャーメインと英字表記一緒なんだ」「良とヴァレールのダブルジャーメイン?」

 2人のGERMAINは、共に2025シーズンからの新加入となるが、実績ではジェルマンの方が抜きんに出ている。欧州5大リーグであるフランス1部リーグ・アンで313試合に出場し61ゴール29アシストを記録。そして2016/17シーズンにはモナコに当時在籍していたFWラダメル・ファルカオ(ミジョナリオス)、FWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)と共に強力3トップを組み、同シーズン3人合計で73得点を叩き出し、21世紀の最強攻撃トリオの一組としてもメディアで取り上げられている。

 ジェルマンが広島でもその攻撃力を発揮し、チームをJ1王者に導く活躍ができるのか注目が集まりそうだ。