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浦和レッズは2月26日に行われた明治安田J1リーグ第3節で、湘南ベルマーレに1-2で敗北。浦和所属DFダニーロ・ボザに対する湘南所属FWルキアンの中指を立てる侮辱的行為が話題を呼ぶなか、試合後の浦和イレブンの様子を捉えた動画にも注目が集まっている。
Xで投稿された動画は試合会場で撮影されたもの。試合後、GK西川周作ら浦和の選手たちが審判団に詰め寄り、真剣な表情でコミュニケーションを交わしているが、ネット上では大橋侑祐主審のジャッジが批判の対象に。「主審の判定が酷かったから、浦和の選手は納得していないはず」「西川がここまで言うのはよっぽどのこと」などの声が挙がっているほか、ルキアンにレッドカードを提示しなかったことに対する不満も湧き起こっている。
また試合後、浦和の選手たちがアウェイゴール裏に向かい、ファン・サポーターに挨拶する時の動画もXで拡散。ファン・サポーターに向かって頭を下げるタイミングが選手間で揃っていないように見えるだけに、「挨拶バラバラだな」「これがチームの現状を物語っているのかな…」など、開幕から白星なしのチームを心配するコメントが相次いでいる。
ボザに対して中指を立てたルキアンは、侮辱的行為を行ったとして、所属元の湘南から1試合の出場自粛及び制裁金の処分を科されている。この処分に浦和サポーター等からは肯定的なコメントが寄せられている一方で、「主審は真後ろで見ていたのに、なぜルキアンを退場にしなかったのか」「ルキアンが退場していたら、同点に追いついていたかもしれないのに」など、主審のジャッジに対する不満は尽きない。
浦和はJ1第3節終了時点で2分1敗。マチェイ・スコルジャ監督の求心力や采配等を巡り一部で議論が白熱しているだけに、埼玉スタジアム開催の第4節・柏レイソル戦では勝利を収めたいところだ。