
日本代表DF伊藤洋輝が在籍するバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)はここ数ヶ月で主力選手との契約延長に成功。そして、次は今季限りで契約満了を迎えるドイツ代表MFヨシュア・キミッヒ(30)との契約延長に向けて動いていた。
シュツットガルト(ドイツ1部)下部組織出身のキミッヒはライプツィヒ(同1部)でプロキャリアをスタートさせると、2015年夏にバイエルンへ正式加入。高水準なパス精度を武器にクラブの複数タイトル獲得に大きく貢献し、今季もここまでブンデスリーガ23試合に出場して1ゴール6アシストを記録している。
そのキミッヒは今季限りで契約満了を迎えるなかで、バイエルンのスポーツディレクター(SD)を務めるマックス・エーベル氏は「彼はバイエルンに残り違っている。彼は我々と一緒にチャンピオンズリーグで優勝したいと思っている」と契約延長が近いことを明かしていた。
そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、バイエルンは年俸2000万ユーロ(約31億1000万円)の4年契約を提示していたものの、キミッヒの決断が遅かったことからこのオファーを取り下げたという。両者は方向転換を行なったものの、キミッヒとの契約延長の可能性は否定されていないようだ。
ドイツ代表MFジャマル・ムシアラやカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス、元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーとも契約延長を行なったバイエルンは、市場を探っているとのこと。仮にキミッヒと今後1か月以内に契約延長しなければ、合意するかどうかは疑わしいと同メディアは指摘している。