フリアン・アルバレス 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)は25日に行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグでアトレティコ・マドリード(同1部)と対戦。一時は前半のうちに逆転したものの、最終的に追いつかれて4-4の壮絶な撃ち合いに終わった。

 スペイン『Fichajes』によれば、この試合で1ゴール1アシストを許したアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの獲得にバルセロナが興味を持っているという。バルセロナのスポーツマネジメント部門はトップレベルの補強を求めており、アルバレスを完璧な補強だと考えているという。

 アルバレスの運動量、決定力、ポリバレント性をバルセロナの上層部は高く評価しているとのこと。そして、バルセロナは移籍金6000万ユーロ(約94億2000万円)に今季のラ・リーガ18試合で5ゴール2アシストを記録しているスペイン代表FWフェラン・トーレスの譲渡というオファーを準備しているようだ。

 しかし、アトレティコはアルバレスを重要な戦力としてみなしていることからこのオファーに満足していないとのこと。しかし、フェランを補強できて他のポジションに多額の資金を投じることができることから、検討する可能性があると同メディアは指摘している。

 リーベル・プレート(アルゼンチン1部)でプロキャリアをスタートさせたアルバレスは、マンチェスター・シティ(イングランド1部)でのプレーを経て、昨夏にアトレティコへ加入。シュート技術の高さや高い献身性を武器に今季はここまで公式戦39試合に出場して20ゴール5アシストを記録している。