レクサスの急速充電器ネットワーク「LEXUS Electrified Program」とポルシェ、アウディ、フォルクスワーゲンの急速充電器ネットワーク「プレミアム チャージング アライアンス」がローミングパートナーとして業務提携を行うと発表。本年7月より4ブランドがそれぞれ販売店や商業施設などに設置する急速充電器を、各ブランドのEVオーナーが既存のメンバーシップで相互利用することが可能
レクサス、ポルシェ ジャパン、アウディ ジャパン、フォルクスワーゲン ジャパンは2025年2月14日、レクサスの急速充電器ネットワーク「LEXUS Electrified Program(LEP)」とポルシェ、アウディ、フォルクスワーゲンの急速充電器ネットワーク「プレミアム チャージング アライアンス(Premium Charging Alliance:PCA)」がローミングパートナーとして日本における業務提携を行う旨の覚書を締結したと発表した。


前述の4 ブランドは、日本市場でのバッテリーEV(BEV)の本格的な普及とユーザーの利便性の向上に向けて、販売店や商業施設などに設置する急速充電器のネットワーク拡充に精力的に取り組んでいる。レクサスでは2030年までに全国で100カ所を超える「レクサス充電ステーション」の展開を計画中。本年4月には、東京、軽井沢、大阪、名古屋に続き、福岡の「ONE FUKUOKA BLDG.」に6拠点目となる充電ステーションを開設する。一方でPCAでは、90-150kW級出力のCHAdeMO規格急速充電器ネットワークを全国に371拠点(385基)設置し、今後も急速充電器のさらなる拡充を画策。アウディでは2024年4月に開設した急速充電施設「Audi charging hub紀尾井町」に続き、年内に2拠点目のAudi charging hubのオープンを予定している。今回の4ブランドの協業により、各ブランドが設置する急速充電器の相互利用が可能となり、EVユーザーの利便性の増進が期待できる。





なお、4ブランドの急速充電器ネットワークの相互利用は本年7月より開始する予定。また、各ブランドのEVユーザーは既存のアプリでの追加手続きなく、各ブランド販売店および商業施設に設置のすべての急速充電器が利用可能になるという。





提供元・CAR and DRIVER
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