カリム・ベンゼマ(左)ムサ・ディアビ(右)写真:Getty Images

 サウジ・プロフェッショナルリーグで、2024/25シーズン第22節時点、首位を快走するアル・イテハド。サウジアラビアの政府系ファンド(PIF:Public Investment Fund)の支援を受ける同クラブは、豊富な資金力を武器に欧州の世界的スター選手を獲得しビッグクラブを脅かし始めている。

 そんな状況の中、アル・イテハドの前線メンバーが、選手として絶頂期を迎えている顔ぶれとして改めて注目され、SNSで話題となっている。

 スペインの名門レアル・マドリード(2009-2023)で活躍し、2022年のバロンドールを受賞したベテランのFWカリム・ベンゼマ。トップ下にはフランス出身ながら、両親の出身国アルジェリア代表を選択し、フランスの名門オリンピック・リヨン(2017-2023)でも活躍したMFフセム・アワール。

 右サイドにはドイツのバイエル・レバークーゼン(2019-2023)で才能が開花したMFムサ・ディアビ。左サイドにはオランダの名門PSVアイントフォーヘン(2014-2020)での活躍が認められトッテナム・ホットスパー(2020-2022)でもプレーしたMFステーフェン・ベルフワイン。

 中盤の底には、チェルシー(2016-2023)で数々のタイトルを獲得し、フランス代表の中心選手として2018FIFAワールドカップ(W杯)を制した名手MFエンゴロ・カンテと、ブラジル代表やリバプール(2018-2023)のボランチとして愛されてきたMFファビーニョという安定感をもたらすベテラン2人が名を連ね、バランスの取れた構成となっている。

 この驚愕のメンバーに「ファビーニョとカンテのツーボラ(ダブルボランチ)ヤバすぎる」「いつかサウジリーグにCL圏が作られたらおもろい」とコメントも寄せられた。