貧乏になるととにかく時間がなくなり、発展性がなくなってしまうのだ。
3. 疑心暗鬼で攻撃的になる
貧乏になると他人を信じられなくなり、疑心暗鬼で誰に対しても攻撃的な気質になる。
精神的、経済的に余裕がないと「今、他人に裏切られるようなことがあれば自分には致命的だ」と感じて、他者への不信感が強まる。他人の善意を信じて人生を発展させるより、裏切られて致命的になるリスクを回避するために攻撃的で良心的な人を寄せ付けないようになる。
その一方で、先ほど書いたように貧乏になるとバカになって詐欺師が救世主に見えるというアンビバレンスな心理状態に陥るのだ。
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「貧乏とは結果ではなく原因」という金言がある。これは本当にその通りで、貧乏な状況に陥ると誰しもバカになり、時間がなく、他人を頼れなくなる。それでいて詐欺師に搾取されてますます貧乏の沼に落とされてしまうのだ。
つまりダメな人間が貧乏になるというより、貧乏が人をダメにする。だから貧乏は罪なのだ。
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