横浜F・マリノス 写真:Getty Images

 横浜F・マリノスは2月26日開催の明治安田J1リーグ第3節で、横浜FCに0-0で引き分け。荒木友輔主審のレフェリングや、Jリーグのファウル判定基準変更に関して議論が白熱するなか、横浜FMサポーターである元サッカー選手も声を挙げている。

 かつてFC今治でプレーしていたやすたか氏は、試合後にXを更新。「リードしてないのに歩く選手いるとキツい。戦ってた選手何人いただろうか」「攻撃めちゃめちゃバラバラだ。どの動きもパスもなんも意図がない。キックオフから引き分け狙いの相手にこれはキツい」など、横浜FMの戦いぶりに厳しい目を向けた一方で、「足掛けられて転んでノーファールはキツい」などと、荒木主審のジャッジに苦言を呈している。

 つづけて同氏は「足引っ掛けたらファール、後ろから押したらファール、引っ張ったらファール、このルール復活してほしい」と投稿。「今年からファールが曖昧すぎて、サッカー協会全体で話し合いをしないと試合中での怪我に繋がる可能性大ですよね」という反応に、「ファールは普通にとって欲しいですよね」とコメントを返している。

 ファウルの判定基準を巡っては、Jリーグの野々村芳和チェアマンが2025シーズン開幕前に「コンタクト(接触)の強さと深さの向上」、「アクチュアルプレーイングタイム(APT)の増加」を目標に、判定基準に変更を加える方針を打ち出している。

 しかし、やすたか氏は「パギがカウンター出ようとしたところにバスケのディフェンスみたいにしてる選手いたけど、あんなのはイエロー出してほしい。 それを放置することがAPT確保だと思ってるのだろうか」と、APTの増加に重きを置いたとみられる一部のジャッジに疑問を投げかけると、「普通、戻るフリしてさりげなく妨害するもんだと思ってたけど、あんなの認めたらダメだと思う」と私見を述べている。