長谷川健太監督 写真:Getty Images

 名古屋グランパスは2月26日開催の明治安田J1リーグ第3節で、FC東京に1-3で敗北。今季開幕からまだ勝利がないだけに、一部からは早くも長谷川健太監督の解任論が湧き起こっている。

 名古屋は2月15日の開幕節で川崎フロンターレに0-4で大敗。「いい形でスタートできると思っていた反面、こういう結果になることもどこかで覚悟をしていました」「今年はよくやれる選手がそろっているので、良くなかったことを選手に伝えれば、次の試合でやってくれると考えています」といった長谷川監督の試合後コメントに対する否定的な意見が相次いでいた。

 22日開催の第2節では、2024シーズンのJ1王者ヴィッセル神戸相手に2-2と引き分けたものの、第3節のFC東京戦では31分に先制点を許すと、59分に追加点を献上。64分にMF椎橋慧也のゴールで1点を返すも、後半アディショナルタイムに突き放され万事休す。アウェイで勝ち点を掴むことはできなかった。

 Jリーグ公式サイトによると、長谷川監督は試合後に「失点がちょっと多いので、そこをなんとかしないと試合にならない」などと、守備陣に言及。「FC東京戦というのは非常に難しい試合がここ数年続いている状況の中で、今日もしっかり準備はしてきたつもりではあるのですが、なかなか自分たちのリズムを作れなかったなと思います」と、試合を振り返ったという。

 一方、ネット上では「長谷川健太解任しよう。4シーズン目で何も積み上げがない。これだけの選手がいるのに攻撃の形が何も見えない」「結果はどうにもならないけど、選手起用が謎」「ホームやアウェーやという言葉を抜きにして、3試合で9失点は致命的問題」など、試合結果や采配に対する批判が噴出。

 「もう長谷川健太監督は解任でいいと思う」「長谷川OUT」「4年目でこれとかもう擁護不可能」など解任論が相次いでいるほか、「次のホーム次第で監督変わるだろうね」と、同監督の去就が3月2日開催のJ1第4節・町田ゼルビア戦での試合結果に委ねられているとの見方もある。