Moi!フィンランドの南に位置する都市、ラハティに住んでいるかめ(カメの半生)です。

突然ですが、皆さんはヨーグルトやチーズなどの乳製品は好きですか?フィンランドは昔から酪農が盛んで、スーパーには多くの乳製品がまとめられています。

その中には、ラハカやヴィーリなど、日本人には聞き覚えのないものもたくさんあります。どれも美味しくて、私はフィンランドに来てから乳製品が大好きになりました。

今回は、フィンランドへ来たからには食べてほしい乳製品についてまとめます。

この記事を読むと、

  • フィンランドで売っている乳製品やその特徴
  • 売っている場所や値段

などが分かります。それでは、どうぞ!

目次

  1. フィンランドには乳糖不使用の乳製品がある
  2. 日本では見かけないフィンランドの乳製品
  3. スーパーの規格外な乳製品コーナー
  4. まとめ

フィンランドには乳糖不使用の乳製品がある

まず初めに、フィンランドで売っている乳製品の特徴について説明します。フィンランドでは、"Laktoositon"と表記された乳糖不使用の乳製品が多くあるので、乳糖不耐症の方も症状を気にせず食べられます。

フィンランドでは、乳糖率が0.01%を下回る場合、ラクトースフリーとして販売可能です。乳糖不耐症は、乳製品を摂取すると下痢などの不調が起こる病気です。日本人の3人に2人はいるので、馴染みのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私もその1人で、日本で牛乳を飲んでは、よくお腹を下していました。しかし、フィンランドに来てから乳糖不使用の乳製品を選ぶことで、症状のことを気にせずにヨーグルトを食べられるようになりました。

乳糖不使用の乳製品以外に、無脂肪(Rasvaton)の商品もスーパーに多く置いてあります。多くの商品に「脂肪分何%」などの表記がされているので、栄養価を気にしている人も安心して選ぶことができます。

フィンランドに来たら食べてほしいフィンランドの乳製品をまとめてみた
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<無脂肪のカッテージチーズ>

日本では見かけないフィンランドの乳製品

次に、日本ではあまり見かけないフィンランドの乳製品を味や値段とともにまとめます。

ラハカ(Rahka)

まず一つ目は、ラハカ(Rahka)と呼ばれるものです。

フィンランドに来たら食べてほしいフィンランドの乳製品をまとめてみた
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<ラハカを使ってケーキを作ることもあります。>

値段:1kgあたり2,60ユーロ~

ドイツなど他の国でも良く食べられるクリームチーズですが、スーパーではスイーツとして売られていることが多いです。日本でも「クワルク」という名前で売られているらしいですが、知っている人は少ないのではないでしょうか。

味は酸味と甘みのバランスがちょうど良く、粘土が高いため、デザートによく食べられています。低カロリーの割に食べ応えがあるので、個人的に一番好きな乳製品です。味のバリエーションも豊富で、プレーン以外にもバニラ風味のものなど、さまざまです。

ピーマ(Piimä)

フィンランドに来たら食べてほしいフィンランドの乳製品をまとめてみた
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<紙パックで売られているものが多いです。>

値段:1Lあたり約1.05ユーロ~

ピーマは、サワーミルクやバターミルクと言われる乳製品です。名前から濃厚な味を想像する方もいらっしゃると思いますが、味や触感は「飲むヨーグルト」に近いと思います。

程よい酸味とすっきりとした味わいで、そのまま飲むこともあればパンケーキの材料にも使われる汎用性の高い乳製品です。肌にも良く、この前立ち寄った美容の店ではピーマの石鹸を見かけました。

ヴィーリ(Viili)

フィンランドに来たら食べてほしいフィンランドの乳製品をまとめてみた
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<国産のヴィーリがおすすめです>

値段:1kgあたり約2,25ユーロ~

最後に紹介するのは、ヴィーリという製品です。味はヨーグルトに似ていますが、他の乳製品にはない独特のとろみが特徴です。ラハカと同じく、イチゴやりんごなど色々な味のバリエーションがあります。食べ方はオートミールと合わせたりシリアルにかけたりと人それぞれです。

フィンランド人の友人は、ポテトチップスにヴィーリを付けて食べていました。私も試してみましたが、しょっぱいポテトチップスにヴィーリの酸味が合わさって美味しかったです。

スーパーの規格外な乳製品コーナー

フィンランドの乳製品を食べてみたい!と思った方には、ハイパーマーケットのPrismaや、K-Citymarketなどの現地スーパーに訪れることをおすすめします。

特に、Prismaの乳製品コーナーは非常に広く、見応えがあります。

フィンランドに来たら食べてほしいフィンランドの乳製品をまとめてみた
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<Prismaの乳製品コーナー>

写真は、乳製品コーナーのほんの一部です。これと同じサイズの陳列台が3つから4つ並んでいて、ぎっしりと製品が並べられています。

フィンランドに来たら食べてほしいフィンランドの乳製品をまとめてみた
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<Prismaのチーズコーナー>

チーズも他の乳製品と引けを取らないくらい品揃えが豊富で、ビザ用チーズからモッツァレッラチーズまで、色々な種類の商品が置いてあります。

フィンランドに来たら食べてほしいフィンランドの乳製品をまとめてみた
(画像=『たびこふれ』より 引用)

所変わって、こちらはバターやマーガリンなどのコーナー。ヨーグルトと同じく、乳糖不使用の商品も多く並べられています。

私は初めてPrismaの乳製品コーナーを訪れたとき、あまりの品揃えの豊富さに驚きました。この光景は日本であまり見かけないと思うので、旅行でフィンランドにいらした際はぜひPrismaに寄ることをおすすめします。

まとめ

フィンランドに来たら食べてほしいフィンランドの乳製品をまとめてみた
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<Prismaのおしゃれなチーズコーナー>

今回は、フィンランドの乳製品事情や日本では珍しい製品をまとめました。ヴィーリやピーマなど、聞き覚えのない乳製品がたくさんあったと思います。

ヨーグルトには、パックもあれば一食分で売られているものもありますので、旅行の際は色々な種類を試してみてください!

文・写真・かめ(カメの半生)/提供元・たびこふれ

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