
レアル・ベティス(スペイン1部)は今冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)からブラジル代表FWアントニーをレンタルで獲得。そのアントニーはユナイテッドで出場機会に恵まれなかったが、ベティスでは素晴らしい活躍を見せており、復調の兆しを見せているようだ。
そのベティスはアントニーがラ・リーガ4試合で2ゴール2アシストを記録するなど、復調していることを受けて、プレミアリーグで苦境に立っているスター選手たちを再びレンタルで獲得したいと考えているとのこと。そのターゲットがマンチェスター・シティ(イングランド1部)でプレーするイングランド代表MFジャック・グリーリッシュだという。
ベティスは当初は不可能だと考えていたアントニーのレンタルした方法でグリーリッシュを獲得したいと考えているとのこと。ジョゼップ・グアルディオラ監督は全ての当事者にメリットがある解決策を見つけられれば、グリーリッシュの退団を反対することはないとみられている。
イングランド代表として39キャップ4ゴールを誇るグリーリッシュは、下部組織から育ったアストン・ビラ(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせると、2021年夏にクラブ史上最高額の移籍金でシティに加入。今季はここまでプレミアリーグ15試合に出場しているものの、ゴールはなくアシストもわずか1にとどまっている。
また、グリーリッシュは年俸約1900万ユーロ(約29億7000万円)と高額年俸を受け取っていることがベティスにとっての障壁となるようだ。ベティスは同選手が主役になれる環境でベストコンディションを取り戻すチャンスを提供するようだが、交渉は難しいとみられている。