ドライブや買い物の合間など、車内で休憩しているとき、ふと外を見ると……「え、こっちに気づいてない?」と思えるような人の行動を目にすることがあります。

外から見ると車は「ただのモノ」として映るため、車内からの視線に気づきにくくなるのかもしれません。結果として、「ちょっと気まずい場面」を目撃してしまうことも。

今回は、「車内から見てしまった他人の奇妙な行動」についてのエピソードを集めてみました。

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「サボってるのがバレた!?」昼寝から目覚めたら警察が…

「サボってるのがバレた!?」昼寝から目覚めたら警察が…

「え?車の中にいるのに気付いてないの?」車内で休憩してたら車の外で…誰もいないと思ってる?心臓はバクバク
(画像=©beeboys/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)

営業職の外回りなどでは、仕事が予定よりも早く終わったり、次の仕事まで空き時間ができたりすると、車内で休憩するケースが多く見られます。なかには「少し寝ておくか」と、睡眠をとる人もいるようですが、起きたときに思わぬ事態に遭遇することも……。

「ある日の昼休憩、スーパーの駐車場で弁当を食べた後、眠気に勝てず営業車で少し仮眠をとることにしました。窓を少し開けてエンジンを切り、座席を倒して。15分だけのつもりだったんですが、気づいたら1時間近く経っていたようで……。

ふと目を覚ますと、視界に入ってきたのはパトカーの赤色灯。警察官の姿も見えて、とっさに『え、サボって寝てるのバレた!?』と、意味不明な恐怖が襲ってきました。

ただよく見ると、警察官2人がそれぞれ別の人に話を聞いており、どうやら隣に止まっていた車が接触事故に巻き込まれたみたいでした。

私の方はまだバクバクしていましたが、そこで待機しているのも気まずいですし、そそくさとエンジンをかけました。警察官の1人が少し怪訝そうな顔をしていた気もしますが、逃げるようにその場を後にしましたね」(40代男性)

目覚めた瞬間に警察の姿を目の当たりにすれば、何もしていなくても「悪いことしたっけ」と思ってしまうものでしょう。

なお商業施設の駐車場では、店舗利用以外での長時間駐車は施設や他の利用者にとって迷惑となることもありますので、駐車の際には配慮を欠かさないようにしましょう。

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隣に同じ車が…!記念撮影を始めたオーナーに気まずさMAX

隣に同じ車が…!記念撮影を始めたオーナーに気まずさMAX

「え?車の中にいるのに気付いてないの?」車内で休憩してたら車の外で…誰もいないと思ってる?心臓はバクバク
(画像=©robertuzhbt89/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)

趣味性の強い車のオーナーのなかには、「同じ車種を見かけると親近感が湧く」といった人は多いのかもしれません。次に紹介するのは、そうした「仲間意識」が気まずい空気をもたらしたというエピソードです。

「道の駅に寄り、彼女のトイレを車内で待っているタイミングでした。自分は25年前のシビックタイプRに乗っているのですが、駐車場に新型のタイプRが入ってきて、『おっ、新型だ』と眺めていたんです。

そのタイプRもこちらに気づいたのか、こちらの方に向かってきて、隣に駐車したんですね。『さすがにそれは気まずいな』と思っていると、運転席から出てきたオーナーが車の前に立ってスマホを構え、私の車とツーショットを撮りはじめたんですよ。

どうやら私のことが目に入っていないらしく、角度を変えながら何枚も。記念撮影は全然いいんですが、『私が写っていることに後で気づくだろうか』とか『そのままSNSにアップされたらどうしよう』なんて考えてしまいましたね。

結局邪魔するのも気まずいし、じっと黙って撮られていたんですけど、ちょうどそこに彼女が戻ってきて。男性は気まずそうにしながら、そそくさと施設の方に去っていきました」(30代男性)

歴史のある車種に乗っているオーナーであれば、愛車の「先輩・後輩」にあたるモデルを見てテンションが上がってしまうのも無理はありません。

とはいえ車内に誰もいなかったとしても、無断での撮影は好ましくありませんね。

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自然な流れで車に乗り込もうとしてきた老人

自然な流れで車に乗り込もうとしてきた老人

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(画像=©Syda Productions/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

広い駐車場ではとくに、「自分の車をどこに止めたか」が曖昧になってしまうことがあるでしょう。そうした状況で、カラーと車種が同じ車を見つけたら……。

最後に紹介するのは、そうした「勘違い」が生んだエピソードです。

「病院の駐車場で、妻が診察を終えるのを待っていました。すぐ終わると思っていたのですが、MRIを撮ることになったとのことで、リクライニングを思い切り倒してリラックスしていたんです。

スマホを眺めていると、いきなり運転席のドアがガチャッと開いて。ビックリして顔を上げると、おじいさんが腰を曲げてそのまま乗り込もうとしてきます。

『え、ちょっと!?』と慌てて声をかけると、おじいさんはビクッとして、こちらを振り返って。そのまま数秒、不思議そうな顔をこちらに向けて、ようやく車内を見渡し、『あ、間違えちゃった』と。

どうやら同じ色・同じ車種だったみたいで、『ゴメンよ、イヤだね、ボケちゃってて』と、申し訳なさそうに去っていきました。たしかに売れ筋のコンパクトカーで、人気色だったので、街中や駐車場でも被ることは多かったんですけどね。

完全に油断して鍵をかけ忘れていましたが、何があるかわからないですし、車内にいるときもしっかりロックはしておかないといけないなと思いました」(40代男性)

販売台数の多い車種に乗っていると、やはり大型駐車場などで「自分の車とまったく同じ仕様」と出くわすケースも多くなると考えられます。

ロックを解除する際や、ナンバーの違いなど、自分の車ではないことに気づくポイントはいくつかあるものの、うっかりそのまま乗り込もうとする人がいないとはいえません。

車内にいる場合であっても、何らかのトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、いつも施錠は徹底しておきたいですね。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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