
2月22日の週末に欧州の各リーグで行われた試合では、日本人選手たちが躍動した。2026FIFAワールドカップのアジア最終予選が3月20日と25日に予定される中、日本代表選手たちの活躍が際立っている。
プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに所属する日本代表MF三笘薫は、23日に日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンとの対戦(4-0)で1ゴールを挙げ、公式戦3試合連続の得点を記録し、今2024/25シーズンのゴール数を8とした。
リーグ・アンのモナコに所属する日本代表FW南野拓実も、23日行われたリール戦(1-2)で得点。公式戦3試合連発となる今シーズン6ゴール目を挙げ、中々上位に勝てない好不調の波が激しいチームの中でその存在感を示した。
スコティッシュ・プレミアシップの強豪セルティックに所属する日本代表FW前田大然も、今シーズンの勢いに陰りはなさそうだ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)での活躍など最近大きな注目を集める同選手だが、22日に行われたハイバーニアンとの試合(1-2)で68分に得点。チームは敗戦も、一人気を吐いた。
また、デンマークの名門ブレンビーに所属するMF鈴木唯人も、23日のヴェイレ戦(2-2)で2ゴールを挙げ、代表復帰に期待を持たせる結果となった。
日本人が多くプレーするブンデスリーガでは、22日にフライブルグに所属する日本代表MF堂安律がヴェルダー・ブレーメン戦(5-0)で2ゴールを挙げ4連勝のチームに貢献。また、上位対決として注目された日本代表DF伊藤洋輝が所属するバイエルン・ミュンヘンとフランクフルトの24日の試合(4-0)では、伊藤が3試合目で加入後初ゴールを挙げ、怪我からの順調な復帰ぶりをアピールした。
そして、週末の最後を締めくくったのはやはりこの男だった。ラ・リーガを代表する選手としての地位を確立しているレアル・ソシエダ所属の日本代表FW久保建英のゴラッソだ。3-0で制したレガネス戦の48分に、ペナルティエリア内右側から豪快に叩き込んで、今シーズン7ゴール目を記録。チームの中心選手としての風格を漂わせた。