インド中部の村で発見された岩に刻まれた謎の“足跡”がSNSで多くの議論を巻き起こしている。古代に地球に舞い降りた“古代宇宙飛行士”の痕跡なのだろうか――。

■岩に残された数千年前の謎の“足跡”

 インド東部のジャールカンド州にあるピスカナグリ村で、地質学者のニティーシュ・プリヤダルシ氏が謎の印象的な足跡を発見し研究を続けている。

 地元の伝説によると、この足跡は遠い昔にこの地域に降り立った“天空の神々”の証拠となる可能性があるという。

 岩の上に踏みつけられた足形は、この地域の住民が何千年もの間一般的に使用してきた木製のサンダルで作られたように見える。足跡の大きさは長さ約28センチ、幅約11センチほどである。

 ちなみヒンドゥー教の神話の神々の王、ラーマ神とラクシュマナ神は、ラーマの妻シータを探している間、この地域で過ごしていた時期があったという。

「当時の地元の人々が訪問者を記念して作ったものかもしれない」とプリヤダルシ氏は語る。

 興味深いことにこれらの印象的な足跡の横に、飛行物体と思われるものの描写があることだ。足跡とUFOは同一のカテゴリであるように見え、これらの“天空の神々”が地球にやって来た経緯を説明しようとした古代人が作成したものかもしれない。“天空の神々”とは別の用語でいえば“古代宇宙飛行士”ということになるだろう。

岩に刻まれた謎の足跡は“天空の神々=古代宇宙飛行士”の証拠か!?
(画像=画像は「The Ancient Code」より,『TOCANA』より 引用)

 足跡の年代はまだ公式には測定されていないが、プリヤダルシ氏によれば数千年以上前のものである可能性があるという。

 これらの謎の発見は、主流の科学者によって重要でない発見とされ、その一部は偽物だとさえ言われているが、これはひとえに主流の研究者がそれらの起源を正確に説明できないためである。南アフリカにある2億年前の巨人の足跡と同様、説明できない古代史の謎といえるだろう。

 古代ローマ人は旅に出る前の足跡を安全の儀式として記録することで無事に帰還できると信じていた。アイルランドや北欧の他の地域では、岩に刻まれた足跡は王族や指導者と関連づけられていた。

 考古学者や研究者にとって謎のままの古代遺跡は数多く存在し、毎年のように新たな発見が届けられているが、それははるか昔に地球で栄えていた古代文明に関して我々がほとんど何も知らないことを気づかせてくれるものでもある。

 はたしてこの謎の足跡は“古代宇宙飛行士”の置き土産なのだろうか。古代史を覆す可能性のある発見がまた1つ加わったことは間違いない。

文=仲田しんじ

提供元・TOCANA

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