「家族に数学の天才はいない」と父親

 シュクラ君の父親は、「私たちは普通の家族です。アーリャンは10億人に1人の逸材かもしれませんが、うちは決して『数学一家』ではありません」と語る。

 シュクラ君のような驚異的な才能を持つ若者が注目される一方で、近年、数学の分野では10代の若者たちによる革新的な発見も相次いでいる。2022年には、アメリカの高校生2人が2000年以上解決不可能とされてきたピタゴラスの定理の新証明を発表し、学会を驚かせた。

「数学は難しい」と思う人も多いかもしれないが、 シュクラ君のように遊び感覚で楽しめれば、世界記録だって夢じゃない…かもしれない。とはいえ、彼のように計算スピードを極めるのはなかなか難しい。とりあえず、日々の買い物のお釣り計算くらいは素早くできるようになりたいものだ。

文=深森慎太郎

提供元・TOCANA

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