■移籍完了で保有権も消滅

現状のルールでは所属球団がポスティングシステムの利用を認め、MLB球団に移籍が完了した時点で保有権が失われる。

このルールが今後も続いた場合、ドジャースと契約した佐々木朗希選手や、今後ポスティングを利用する見通しの東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手などが、1年で帰国し、ソフトバンクや巨人など資金力のあるチームに移籍することが、実現性は極めて低いものの、理論上可能となっている。