■「エイフェックス・ツイン」ってそもそも何だ?
エイフェックス・ツインはテクノ、アンビエント、エレクトロニカ、ドラムンベースなどのジャンルで数々の名曲、名盤を発表してきたアーティスト。
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(画像=『Sirabee』より引用)
「A」のロゴマークは音楽史上最も有名なシンボルのひとつで、「エイフェックス・ツインは聞いたことないけど、ロゴマークは見たことがある」という人も少なくないだろう。
また、自身の顔写真を使用した悪趣味なジャケ写でも有名。
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(画像=『Sirabee』より引用)
中でも『…I Care Because You Do』(95年リリース)と『Richard D. James Album』(96年リリース)のジャケで使用された邪悪な笑顔は夢に出てくるレベルで、一度見たら絶対に忘れられない。
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(画像=『Sirabee』より引用)
試しに我が家の愛犬に近づけてみたところ、ジャケから発せられる邪悪なオーラは動物にも有効なのか、非常に警戒している様子であった。
しかし、ジャケの狂気をそのまま体現した「Come to Daddy」のような楽曲のほか、アートワークの悪趣味さからは信じられない透明感と多幸感を放つ「Xtal」「Flim」のような大名曲も作れてしまうのが、エイフェックス・ツインの最大の魅力。
「テクノ界のモーツァルト」なる異名に恥じない、唯一無二な孤高の存在である。