ダルウィン・ヌニェス 写真:Getty Images

 プレミアリーグのリバプールは、2月20日にアストン・ビラと対戦し2-2の引き分けに終わった。リバプール所属の日本代表キャプテンMF遠藤航はこの試合で出場チャンスは訪れなかった。

 そんな遠藤とはチーム内で食事のテーブルを共にするなど交流の深いウルグアイ代表のFWダルウィン・ヌニェスは、同試合2-2の同点で迎えた66分に投入された。しかし直後の69分、DFコナー・ブラッドリーの絶妙なスルーパスに抜け出したMFドミニク・ソボスライからの完璧なお膳立てによる決定機を迎えるも、シュートが枠を大きく外れ、勝ち越しのチャンスを逃す結果となった。この事態がSNSではやり玉にあげられている。

 「ヌニェス、決定力なさすぎる」「そんな簡単なシュートじゃないし、運動量とかで貢献してる」「ほぼプレゼントだったのに」「ソボがぶち抜いた方が良かった説」「ゴラッソは稀にするけど簡単なの宇宙開発するイメージ」「そんなの前から分かってるだろ」「FW前田大然(セルティック)の方が使える」「もっと触れるか触れないかくらいの難しいやつださないとダメなのよ」

 批判に対し、ヌニェス本人は公式SNSアカウントで、ブレントフォード戦(2-0)で2ゴールを挙げた際の写真とともにこう綴った。「3週間前の僕は最高の選手だった。そして今は最悪の選手なのか? もし転んでも、僕は立ち上がる。僕が諦める姿を目にすることは決してない。リバプールでの最後の日まで全力を尽くす。逆境への強さ!」

 ヌニェスは今後もプレッシャーのかかる試合で“逆境への強さ”をゴールという形で示すことはできるのか。優勝を成し遂げるには9番のゴールが必要になるのは間違いないだろう。