RB大宮アルディージャ 写真:Getty Images

 明治安田J2リーグのRB大宮アルディージャは、今夏の移籍市場で複数の有力外国人選手の獲得に興味を示しているようだ。

 関係者によると、大宮はJ1昇格に向け、今後積極的に補強を行っていく方針であるとのこと。補強候補にはレッドブルグループの傘下となっているクラブでプレー経験のある選手や、同グループのサッカー部門で責任者を務めるユルゲン・クロップ氏が過去に指導した選手も含まれているという。これらの選手は、A代表選出や欧州のビッグクラブでプレーした実績があることも分かっている。

 その他にもJ1で長年プレー経験があり、知名度も高い日本人選手の獲得を図っていることも明らかとなっている。

 なお、クロップ氏は2月15日に行われたJ2リーグ第1節のモンテディオ山形戦(2-1)を元ドイツ代表FWのマリオ・ゴメス氏と共に観戦。本拠地であるNACK5スタジアム大宮に詰めかけた約1万3,000人のファン・サポーター達から注目を浴びていた。

 チケット完売となったこの試合では、試合前の演出や、試合後のレッドブル無料配布などが行われ、レッドブルに買収されたことをより実感したファン・サポーターも多いだろう。

 今月18日には、高卒ルーキーのFW磯﨑麻玖がメジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズのリザーブチームに練習参加することも発表された。それだけにレッドブルグループ関係の選手が大宮に移籍加入することにも期待がかかる。

 今2025シーズンのJリーグでも注目の的となっている大宮は、J1への切符を掴むことはできるだろうか。