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2025シーズンから明治安田J3リーグに参入した栃木シティは、2月15日にホームであるCITY FOOTBALL STATION(シティフットボールステーション)でSC相模原と対戦。2-1で勝利し、Jリーグ初となる試合を白星で飾った。
そんな中、同スタジアムのアウェイチームに対する冷遇環境がSNSで話題を呼んでいるようだ。スタジアムは、3月20日にはYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦の鹿島アントラーズ戦でも使用される。
栃木のホームスタジアムのアウェイ側ゴール裏は、かなり小さい上、座席どころかピッチとスタンドの間に柵や手すりもない状況となっている。Xでは「栃木シティのスタジアム、アウェイ側なにも改善してなさそうだな。 近いアウェイとはいえ相模原でパンクしてる。大前提として遠い&アクセス悪すぎてのはあるけど、もう二度と行きたくない」という声も上がっている。
さらには、選手や監督が試合中に腰をかけるベンチもホーム側は背もたれがあり、1席1席が独立してクッションもある状態だが、アウェイ側は背もたれがない長椅子。ホーム側との差については、開幕戦で対戦した相模原のシュタルフ悠紀リヒャルト監督も試合後に指摘している。
ロッカールームの差をつけることは国内外のスタジアムでも多く見られるが、選手やスタッフが使用するベンチにここまで違いがあるのは珍しいといえるだろう。アウェイチームを冷遇しているという声が複数挙がるのも理解できる。
また、5,000人収容という小規模スタジアムにあって、3月20日の鹿島戦(ルヴァンカップ1stラウンド1回戦)ではチケット難民が出ることも予想されている。その他にも「鹿島戦は警備とかシミスポ(会場管理を行っている株式会社シミズオクト)呼ぶのだろうか」といった声も挙がっており、安全面を危惧するような投稿もされている。