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バンサン・コンパニ監督のもとで覇権奪還を目指す今季のブンデスリーガで首位に位置するバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)は、主力選手との契約延長に次々と成功している。そのなかで、次は守備の要の選手とも新契約を結ぶ見込みとなっているようだ。
バイエルンは今月4日に今季限りで契約満了予定となっていたカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスと2030年夏までの長期契約を結ぶと、14日にはクラブの至宝であるドイツ代表MFジャマル・ムシアラとも新契約を締結。主将の元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーも2026年までの新契約にサインしている。
現在は今夏にフリーとなるドイツ代表MFヨシュア・キミッヒとの契約延長に動いているとされているなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンはフランス代表DFダヨ・ウパメカノとの契約延長交渉を行っているという。
延長交渉は順調に進んでおり、今後数日以内に完了する予定だという。新契約はまだ確定していないものの、2030年夏までの可能性があるとのこと。最終的な詳細を明確にする必要があるがあるものの、”時間の問題”だという。
レッドブル・ザルツブルク(オーストリア1部)のリザーブチームであるリーフェリングでプロキャリアをスタートさせると、姉妹クラブであるライプツィヒ(ドイツ1部)でのプレーを経て、2021年夏にバイエルンへ加入。対人守備などの強さを武器に今季もここまで公式戦30試合に出場している。