結果的にも私の当日のパターンは、「海底から0.5~1mほど浮かせてからゆっくり誘い下げ→1秒ほど止め→ゆっくり誘い上げ」で掛かることが多かった。

肝パンの尺サイズ登場に歓喜

10時をすぎたあたりで、同船者が明らかに30cmを超えている大物をキャッチ。そう、チャンスタイム到来!海底から少し上で尺カワハギを掛けたとのことなので、仕掛けが着底してからゆっくり持ち上げるように誘ってみた。

50cmほど上げたところでコツコツと明確なアタリがあったので、少し送り込むようにアワセを入れるとズッシリとカワハギらしくない重さを感じた。

「これはカワハギだったらデカいわ」と思い慎重にやり取り開始。時折みせる強烈な突っ込みにヒヤヒヤしながら上がってきたのはデカカワハギ!早速、サイズを測るとジャスト30cmの尺カワハギだった

これで30cmちょうどかと思いつつ、さらなる大物を狙う。先ほどと同じ誘い方でさらに2尾の尺カワハギを追加。追加した尺カワハギを計測すると、31cm、32cmで、思わず「キター!」と小さくガッツポーズ。

船カワハギ釣りで32cm筆頭に肝パンの尺カワハギ2尾をキャッチ!【大分・Soyamaru】尺カワハギとご対面(提供:週刊つりニュース関東版APC・日浦信二)

当日の釣果

正午をすぎたあたりから潮が走り始め、カワハギのアタリが遠のいてきたため午後2時に沖上がりとなった。

帰港後、釣果を見てみると20cm以上のカワハギが14尾で、そのうちの3尾が尺オーバー!文句なしの釣果といえるだろう。

また、この日は、ワッペンサイズの釣果も2尾と少なく、カワハギ以外のゲストもフグ1尾だったのでカワハギ釣りびよりとなった。

しかし、相変わらずエサを取られる回数が多く、掛けてからのバラシも結構あったので課題は残った。

早速、自宅に戻ってカワハギをさばいた。12月下旬に釣ったカワハギの肝パン率が50%ほどだったが、今回は100%肝パンだった!

特に尺カワハギの肝はとても大きくておいしそう。今回も刺し身、肝あえ、塩焼き、煮つけにして、おいしくいただいた。

船カワハギ釣りで32cm筆頭に肝パンの尺カワハギ2尾をキャッチ!【大分・Soyamaru】肝は特大サイズだった(提供:週刊つりニュース関東版APC・日浦信二)