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レアル・マドリード(スペイン1部)は、19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ2ndレグでマンチェスター・シティと対戦。フランス代表FWキリアン・ムバッペのハットトリックなどで3-1の快勝を収め、2戦合計6-3でベスト16へと勝ち進んだ。
そのマドリードでは昨夏にスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが退団して、センターバックの枚数が足りていないなかで、シーズンがスタートすると、ブラジル代表DFエデル・ミリトンが長期離脱。一時はセンターバックを主戦場するトップチーム登録の選手が不在になる緊急事態にも陥った。
スペイン『Fichajes』によれば、マドリードはすでに来季に向けて守備強化に取り組んでおり、クラブ上層部は長期的に安心感があり、クオリティを発揮できる選手を優先事項に掲げている模様。そのなかで、エバートン(イングランド1部)のイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトがメインターゲットだという。
しかし、イングランド代表DFはすでにマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)からのオファーを拒否しており、9000万ユーロという移籍金が必要になるとみられている。加えて、エバートンは同選手と2027年夏まで契約を残していることから、強気な姿勢を見せる可能性があるようだ。
そのプランBとして、マドリードはリバプール(イングランド1部)でプレーするフランス代表DFイブラヒマ・コナテをリストアップしているとのこと。「ビッグクラブが興味を示しているのは光栄」と語っていたフランス代表DFはリバプールと2026年夏までの契約となっているものの、延長交渉が進展していないことから、状況を注視しているようだ。