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2月18日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の上海申花(中国)とヴィッセル神戸の試合(4-2)。神戸が事前に公式SNSで発信したスタメン表記をめぐり、議論が巻き起こっている。
神戸がスタメンの名前が並べられた画像を発表した際、選手名は英語のみの表記となっていた。対照的に、プレミアリーグのリバプールの日本語公式SNSでは、通常日本語でスタメンを発信している。
これを指摘したSNSユーザーは「(神戸の)日本人向け日本語公式アカウントが、スタメン表記を英語にする意味って何ですか」「誰に対し、何のために、何を伝えるたくて発信しているのか?という視点、意識に欠けてる…」と不満をぶちまけ、さまざまな反応が寄せられた。
「おっしゃる通りです。初心者には(英表記だと)さっぱり分かりません」「ACLEの試合だから当たり前だろーが」「名古屋グランパスは分かりやすいよ」「好きなJリーグのクラブが以前あだ名で試合の速報をツイートしていて新参者にはわかりづらいですとリプしたら直していただいた」「多分工数削減ですかね。海外用垢あるのか知りませんが海外への発信を含むと1枚しか作らないで済むからかなと」
「漢字表記だったら名前読めない人だっているでしょうよ。より多くの人に伝わるのはローマ字でしょうね。海外の方も見ているかもしれないし」「FC東京は漢字とローマ字の併記でこれが1番分かりやすいかと」「Jリーグのクラブに興味ある外国人って意外といるんだよね。全部日本語だとこういう人がせっかく関心を持ってくれてるのに薄らいでしまう」
ACLEの国際的な大会としての側面を考慮した発信と思われるも、国内のファンへの配慮が足りなかったようだ。今回の議論は、Jリーグの各クラブが日本のファンをどう位置付けるかという姿勢についての問題提起なのかもしれない。