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FIFAワールドカップ北中米大会出場へ王手をかけているサッカー日本代表「森保ジャパン」。MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF三笘薫(ブライトン)、MF伊東純也(スタッド・ランス)ら欧州組を多く擁するなか、森保一監督の欧州移住計画がファン・サポーターの間で話題を呼んでいる。
報道によると、欧州視察を終えた森保監督は3月20日にW杯アジア最終予選バーレーン戦を控えるなか、自身の今後について「私自身も欧州に居住することを考えている」「日本人選手がこれだけ海外に多くなる中で視察という形が本当いいのか考えさせられた。生で直接見られる試合が足りていない」などとコメントしたという。
欧州でプレーする日本代表選手は、ここ10年間で急増。日本サッカー協会(JFA)が2020年にドイツのデュッセルドルフに「JFA欧州オフィス」を設立すると、2022年のカタールW杯では、強豪ドイツ、スペインを下している。
代表チームで欧州組が大半を占める中での、森保監督の欧州移住計画を巡っては、ネット上で「良い試み」「そんな発想なかった」「なかなかできる決断ではない」「ここまで考えるのか」など、指揮官の考えに対する前向きなコメントが寄せられている。
ただ一方で「Jリーガーのモチベーションはキープできるかな…?」「国内組の代表招集に影響が出そう」といった指摘も。直近数年間で若手有望株の海外移籍が相次いでいるだけに、「ますます国内の選手が招集されにくくなり、海外移籍をする選手が増えそう」など、Jリーグの空洞化が加速するとの見解も見受けられる。