ここでエビを諦めて、アオヤギだけ刺して気分新たに再スタートだ。しばらくすると、フグが触ったのが分かった。すぐにサオを立てるとヒット。重量感がある。慎重にリールを巻いて取り込んだのはジャンボヒガンフグ。計量してもらうと800gの大物だった。
ジャンボウマヅラハギ登場
その後アタリが止まって移動。次は水深25mの根があるポイントだ。根掛かりに注意して釣っているとコモンフグがヒット。船中でもパラパラとヒットしている。
後半は徐々に調子が良くなる私なので、時合いを逃さないようにサオ先に集中する。雨もやんで安心していると、フグがハリに触れる感じが分かったのでサオを立てる。今度も重量感がある。2匹目のジャンボヒガンフグと期待しながら慎重に巻き上げると、水面に白っぽい魚体が見える。

一気に引き抜いたのは、ジャンボウマヅラハギだった。フグではなかったが、35cmはありそうだ。
てっさ&肝あえを堪能
その後ヒガンフグを1匹追加して、沖上がりとなった。夜はヒガンフグのてっさをポン酢で食べ、薄皮は今回も雑炊にした。

ウマヅラハギには肝がパンパンに入っていて、肝あえにしたが、濃厚な味に満足だった。

<週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘/TSURINEWS編>
石川丸

石川丸(いしかわまる) >
大型船3隻体制で、四季折々の人気の釣り物が楽しめます。春はアジやメバル、マダイ、夏はイサキやキス、タコ、タチウオ、秋はマダイやカワハギ、冬はフグやヒラメ、青物など中小物から大物までお任せください。ビギナーからベテランまで幅広いお客様に愛される船宿です。
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。