1月22日、北九州市門司の大里港・四季丸で今年初の、ひとつテンヤ釣行に向かった。当日は小潮で満潮は午後1時30分と厳しい釣果を覚悟しての釣りだ。ただ、幸いシケの合間のナギに加えて気温も高めでベストコンディション、釣り場の角島沖に到着した。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 高原稔)
四季丸でテンヤマダイ釣り
水深60m前後から釣りを開始。テンヤは紅牙タイテンヤTG(タングステン)SS 8号をセットし、まずはしっかりボトムを把握してボトムを中心に最大5m近くまで誘いを掛ける。するとボトムの50mくらい上で小気味よいアタリが伝わってきた。アワせた直後はロッドを叩いたのだが、それ以降はあまり引かなかった。30cmクラスのアオナ(アオハタ)だ。

アタリは頻繁にでる状況ではなく、反応があるポイントとないポイントではっきりと分かれていた。反応の良いポイントではボトムから2m近く上を釣っていても30cm超えのレンコダイがアタってくる。ボトムを中心に探っていけば十分な量のお土産は確保できるコンディションなのだが、あくまでマダイに狙いを絞るためボトムから1~5mを探り続ける。
良型マダイ浮上
しばらくするとボトムから3~4mのところで待望のアタリがあったのだが、これはハリ掛かりできなかった。そして次の流し、水深は同程度のポイントだったが、潮が緩くなってきたのでテンヤを紅牙タイテンヤSS TB(ナマリ+タングステン)8号に付け替えた。同じ8号でもテンヤ全体がナマリ製でフォルムが大きくなることから潮受けがよく、緩い潮の時には落下スピードが遅くなるため有効だ。その上、テンヤの底部分に小さなタングステンが埋め込まれておりボトム感知も良好なのだ。
