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長谷部茂利新監督率いる川崎フロンターレは、2月18日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第8節で、セントラルコースト・マリナーズに2-0で勝利。GK安藤駿介が9年ぶりに公式戦でプレーしたことが話題を呼ぶ一方、インターネット動画配信サービス『DAZN』で実況担当の下田恒幸アナウンサーによる「ターンオーバー」の言葉使用が話題に。同アナの謝罪投稿に疑問の声が相次いでいる。
J1開幕節・名古屋グランパス戦から中2日でACLEの一戦に臨んだ川崎。長谷部監督は、名古屋戦でスタメン出場の日本代表DF高井幸大やMF脇坂泰斗、MF山田新らをベンチに置き、名古屋戦で途中出場のFWエリソンやFW宮城天らをスタメン起用。名古屋戦でベンチ外だったMF家長昭博もスタートからピッチに立たせた。
下田アナは試合前、Xで「既に4位以内が決まっている川崎はターンオーバー濃厚。果たして長谷部新監督がどういう人選をするか注目です」と投稿。しかし、新指揮官がターンオーバーという言葉を用いないだけに、ネット上では「ターンオーバーは長谷部監督に禁句です。常にベストメンバーです」「ターンオーバーなんて無いけど…」といった指摘が。こうした反応を受けて、同アナは試合後にXでこう綴っている。
「川崎サポの方には失礼しました。ただターンオーバーとはその時の状態に合わせて最適の選手を送り出すものというのが個人的な認識です。かつての07年柏戦も含め。そもそもターンオーバーいう言葉になぜネガティブな先入観を抱く方が多いのか謎ですが長谷部監督の拘りを考え使用を控えるべきでしたね」
この謝罪投稿には、「全然失礼では無いと思います」「下田さん、気にしないでください」など、下田アナに対するポジティブなコメントが寄せられているほか、「下田さんが謝る必要ないと思うけど…」「なぜ下田さんが謝らなければならないのか分からない」といった疑問の声が湧き起っている。