ガンバ大阪 写真:Getty Images

 かつて大分トリニータ、ガンバ大阪でプレーしていた元ブラジル代表選手のマグノ・アウベス氏は、2022年7月に現役引退を表明も、2025年2月に49歳で現役復帰。息子のペドリーニョとともに、ブラジル国内クラブでプレーするという。

 2004年から2シーズンにわたり大分でプレーし、2006年から2007年までG大阪で活躍していたアウベス氏。G大阪時代の2006年にJ1得点王に輝いたほか、2007年にナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)のタイトルを獲得。通算115試合の出場で65ゴールを挙げるなど、Jリーグの歴代最強助っ人として今も多くのファン・サポーターの間で同氏の功績が語り継がれている。

 そんなアウベス氏は、中東やブラジルの複数クラブを渡り歩いた末、2022年7月28日に46歳で現役引退を表明。およそ29年間の現役生活にピリオドを打つとともに、解説者として第2の人生をスタートする意向を示していた。

 しかしブラジルメディア『ge』は2025年2月18日、アウベス氏について「彼は引退を撤回し、息子とともに仕事をする」とリポート。FCアトレチコ・セアレンセと正式契約を結び、セアラ州選手権シリーズBの戦いに臨むというが、記事では「現役復帰自体も注目に値するが、サッカーへの憧れ以上に特別な理由がある。彼は息子のペドリーニョと一緒にプレーする機会を得た」と綴られている。