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かつてガンバ大阪に在籍していた元韓国代表MFチュ・セジョンは、2024シーズン限りで韓国1部・大田ハナシチズンを退団。Jリーグ再挑戦の可能性が取り沙汰されたが、国内移籍で決着する見込みだという。
現在34歳の同選手は、FCソウルなど韓国国内の複数クラブを経て、2021年にG大阪へ完全移籍。来日1年目の2021シーズンはJ1リーグ戦で22試合に出場していたが、シーズン終盤はほぼ全試合でメンバー外。2022シーズンも4月6日の第7節・京都サンガ戦以降リーグ戦全試合でベンチ外と厳しい立場に置かれると、7月に大田へ期限付き移籍。主力選手として活躍すると、2021シーズン終了後に大田へ完全移籍している。
2023シーズンまで主将としてチームをけん引していたチュ・セジョンだが、2024シーズンはリーグ戦で19試合のスタメン出場。8月以降は大半の公式戦でベンチ外と構想外扱いを受け、同シーズン限りでチームを去った。
韓国の一部情報筋によると、チュ・セジョンにはJ2,J3リーグ所属クラブへ加入の可能性があったとのこと。選手サイドが日本国内クラブへの売り込んでいたというが、同国メディア『add online』は16日に「チュ・セジョンは光州FC加入間近だ」と伝えている。
光州FCは2022シーズンに1部昇格を果たすと、翌2023シーズンはリーグ3位と健闘。2024/25シーズンのAFCアジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)では、横浜F・マリノスや川崎フロンターレを下すなど、リーグフェイズ残り1試合で4位につけている。