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2月14日の明治安田J1リーグ開幕戦でセレッソ大阪に敗れたガンバ大阪。大阪ダービーでの敗戦により一部から批判が相次ぐなか、スウェーデン1部ユールゴーデンIF所属FWデニス・ヒュメットの去就を巡り、G大阪移籍合意報道をはじめ様々な情報が飛び交っている。
G大阪の松田浩フットボール本部長は、2月9日開催のキックオフイベントで「オフシーズンからプレシーズンにかけて想定外の海外からのオファーもあり、現在もまだ補強は継続中」とコメント。「非常に交渉は困難を極めている」と前置きした上で、「なんとか近日中には良いお知らせができるのではないかと思う」などと新戦力の獲得を示唆していた。
するとスウェーデン紙『エクプレッセン』は16日に「ヒュメットはG大阪へ移籍する。メディカルチェックのため、近日中に日本へ向かう」とリポート。これによると、G大阪はユールゴーデンIFに移籍金2500万スウェーデン・クローネ(約3億5000万円)を支払うほか、同選手とは2年半の複数年契約を結ぶ見込みだという。
一方、スウェーデンメディア『Fotbollskanalen』が16日に伝えたところによると、ユールゴーデンIFのスポーツディレクターを務めるボッセ・アンデション氏は「まだヒュメットの移籍は合意していない」などとコメント。
選手本人は同メディアのインタビューで「多くのことは知らない。交渉が行われているようだが、アンデションの方が詳しい。僕は試合に集中していた」などと、具体的な言及を避けたという。
ユールゴーデンIFは2024/25シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)のリーグフェイズで4勝1分1敗。ノックアウトステージでラウンド16から参戦するが、3月開催のラウンド16で勝利すれば、追加で賞金130万ユーロ(約2億円)を手に入れることになる。