テスラ・モデルYがサイバーデザインに大胆変身。デリバリーは4月スタート
テスラ・モデルYが魅力を一新。2025年4月にローンチエディション(595万〜683万9000円)の納車がスタートする。
新しいモデルYはテスラの最新デザインランゲージに即したエクステリアとインテリアに生まれ変わっている。直線基調のシャープなボディパネル構成で世間を驚かせたサイバートラックに通じるサイバー感覚をアピールするモデルYは、ヘッドランプの造形を大きく変えて登場した。リア周辺も大きく変わり、インテリアも同様だ。
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モデルYのフランク(フロントトランク)は、仕切り板を使って内部のレイアウトがカスタマイズできるようになった。また、フランク専用の排水口が設定された点もニュースだ。つまり、モデルYの多くのユーザーは、フランクに濡れたままの荷物を積載するカーライフを過ごしている様子がうかがえる。フランクの容量は117リッター。スクエアの形状で、実際の使い勝手はよさそうだ。
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モデルYはルームミラー部分に外部確認用のカメラを設定しているほか、左右のフロントフェンダー後部サイド確認カメラ、フロントのナンバープレートの下にブラインドスポットカメラが装着されている。
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サスペンションシステムを全面再調整し、乗り心地が大幅に改善された。メーカによれば「振動吸収性能が51%向上した」という。インポーターによれば「従来のモデルYとは別のクルマと思えるほど」の改善ぶりというから、楽しみだ。
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静粛性がアップした点も、新しいモデルYの特徴。風切り音は20%、ロードノイズは22%低減しているが、これはシーリング材や遮音材の変更。ドアミラーの変更などの積み重ねて達成している。なお、空気抵抗係数Cd値は0.22で、従来モデルの0.23から一段とアップした。
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リアシートは座面が1.5mm拡大し、ヘッドレスト幅を1.7mm拡大。小さな数字に見えるかもしれないが、長距離移動時の快適性が大幅に向上したという。リアシートの背もたれは電動調整式である。
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テスラは現在、モデルYとモデル3の在庫車、カスタムオーダーでテスラ車を購入するユーザーに対して「テスラのスーパーチャージャーを利用した充電料金を5年間無料で提供するキャンペーン」を実施中だ。テスラの試算によれば、年間1万kmを走行した場合、5年間のガソリン代は約45万円になるという(ガソリン代は1リッター180円、燃費は20km/リッターとした場合)。キャンペーンの適用は25年3月31日までに納車が完了したユーザーが対象になる。
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国や自治体が設定する補助金と合わせれば、実質的に最大150万円程度のプライスダウンに匹敵する計算だ。自宅や勤務先の近くにテスラのスーパーチャージャーが設置されているユーザーなら、これは魅力的なキャンペーンだ。
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文・カー・アンド・ドライバー編集部/提供元・CAR and DRIVER
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