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負傷者が続出しているマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は、16日に行われたプレミアリーグ第16節でトッテナム・ホットスパー(同1部)と対戦。13分に先制点を許すと、0-1で敗れてリーグ戦連敗となっている。
スペイン『Fichajes』によれば、ユナイテッドは今夏にアトレティコ・マドリード(スペイン1部)でプレーするアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(25)の獲得を最優先事項に掲げている模様。確実な得点力を兼ね備えたストライカーを探すユナイテッドはアルバレスが求める選手像に完璧に合致していると考えているようだ。
リーベル・プレート(アルゼンチン1部)でプロキャリアをスタートさせたアルバレスは、マンチェスター・シティ(イングランド1部)でのプレーを経て、昨夏にアトレティコへ加入。シュート技術の高さや高い献身性を武器に今季はここまで公式戦37試合に出場して17ゴール4アシストを記録している。
そんなアルバレスを獲得するためにユナイテッドは移籍金1億5000万ユーロ(約239億40000万円)を用意しているとのこと。この金額はアトレティコがシティから同選手を引き抜いた際の倍の金額。アトレティコ側としてはチームが弱体化する可能性を考慮しているものの、高額なオファーであれば、放出する可能性もありうるようだ。
2022年夏にデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド、昨夏にオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーと2年連続でストライカー補強を敢行しているユナイテッド。ルベン・アモリム監督体制で再編真っ只中のなかで、アルバレスを新たなプロジェクトの中心選手として考えているようだが、果たして大金を投じることはあるのだろうか。