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覇権奪還を目指す今季のブンデスリーガで首位をキープするバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)は昨夏に加入したものの、長期離脱をしていた日本代表DF伊藤洋輝が新天地でデビューを果たした。
そのバイエルンは今季限りで契約満了を迎える予定だったカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスとの契約延長に成功。さらに、元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーやドイツ代表MFジャマル・ムシアラとも新契約を締結しており、主力選手の慰留に成功している。
残すはドイツ代表MFヨシュア・キミッヒのみ。レアル・マドリード(スペイン1部)やリバプール(イングランド1部)などからの関心が取り沙汰されているなかで、今季もここまでブンデスリーガ22試合に出場して1ゴール5アシストを記録しているキミッヒは今季限りで契約満了となる。
そのなかで、バイエルンのスポーツディレクター(SD)を務めるマックス・エーベル氏はドイツ『スカイ・スポーツ』で「マヌエル、アルフォンソ、ジャマルの3選手と重要な契約延長を行った我々はチームと優秀な選手を維持するという意思を明確に示した」と述べると、キミッヒの状況についてもコメントしている。
「これはマヌエルが引退し、バイエルンのキャプテンになるべきであるジョシュアのような選手にとって重要なことだ。これはもちろん、ヨシュアにとってのサインだ。彼はバイエルンに残り違っている。彼は我々と一緒にチャンピオンズリーグで優勝したいと思っている」