マルク・カサド 写真:Getty Images

 今季のラ・リーガで首位争いを演じるバルセロナ(スペイン1部)は17日に行われるラ・リーガ第24節でラージョ・バジェカーノ(同1部)と対戦する予定。この試合に勝利すれば、3位から首位浮上となる状況だ。

 そのバルセロナでスペイン代表MFペドリとともに中盤の要としてプレーしているスペイン代表MFマルク・カサド(21)には複数クラブが関心を持っている模様。スペイン『カデナ・セル』によれば、プレミアの複数クラブが状況について照会を行なっているという。

 2016年にバルセロナの下部組織に加入したカサドは2022年11月にトップチームデビュー。今季から就任したハンジ・フリック監督体制でスタメンの座を手にすると、高水準なボールコントロールと豊富な運動量を武器に今季のラ・リーガ19試合に出場して3アシストを記録している。

 今季の活躍を受けて昨年11月にはスペイン代表デビューも果たしたカサドには昨夏にも移籍の可能性が取り沙汰されていたものの、フリック監督が期待している旨を伝えたことから残留を決断した模様。その状況下のなかで、チェルシー(イングランド1部)は今夏の獲得に向けて選手サイドにアプローチを行なっているようだ。

 しかし、2028年夏までバルセロナと契約を結んでいるカサドはバルセロナでプレーを継続することが夢だと考えているという。今後も愛するクラブで長期キャリアを築き、ラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)などの主要タイトルをクラブにもたらしたいと考えているようだ。