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昨年11月下旬に就任したルベン・アモリム監督体制で構想外となったイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)は今冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)からアストン・ビラ(同1部)へとレンタル移籍した。
そのラッシュフォードの代理人は今冬にバルセロナ(スペイン1部)やミラン(イタリア1部)など複数クラブと交渉を行ったとみられている。最終的にコロンビア代表FWジョン・デュランが退団したアストン・ビラへ移籍することになった。
アストン・ビラは今季終了までのレンタルとなるが、4000万ポンド(約76億6000万円)の買い取りオプションも保持しているとのこと。ただ、ラッシュフォードは「もちろん、ここにいるのは短期間だが、ここでの時間を最大限に活用したい」と意気込みを語っている。
そのラッシュフォードはバルセロナ移籍を望んでいたとされているが、財政難を抱えていたことなどから移籍は実現せず。バルセロナのスポーツディレクターを務めるデコ氏は「ラッシュフォードの話があったのは事実だが、我々も必死に選手を探していたわけではない」とそこまで熱心ではなかったことを明かしている。
それでも、ラッシュフォードはいまだにバルセロナ移籍を望んでいるとのこと。アストン・ビラで調子を取り戻し、ゴールを量産できれば、バルセロナが再び関心を示すだろうと考えている模様。アストン・ビラに加入してから2試合に出場しているものの、いまだゴールのない同選手だが、調子を取り戻せるのだろうか。