上がってきたのは、やせ細った56cmのシーバスだ。産卵から戻った個体だと思うが、おそらくエサを食べられていないのだろう。その後も同じようにボトムを釣ったが、小さいアタリが数回あったくらいで、残念ながらフッキングしなかった。風がさらに強くなり、寒さも増してきたので今回の釣行はここまでとなった。

東京湾奥河川で56cmシーバス浮上【千葉・養老川】バチは不在でボトム狙い撃ちが的中細い56cm(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

養老川釣行時の注意点

最後になるが、この養老川で釣りをする時の注意点にも触れておこう。まず、この川は広くて釣り場に困ることはない。確かに橋脚下などは一級のポイントだが、他人と争ってまで入るほどではない。ちょっと探せば、地形の変化や障害物が沈んだ隠れたポイントがたくさんある。そんな自分だけのマイポイントを見つけてみてほしい。

次に駐車場だが、コインパーキングか車を使わない釣行をしてほしい。路上駐車をすると、すぐ警察が見回りに来るので絶対だめだ。また、エサ釣り師もいるので配慮とマナーは守って釣りをしてほしい。

東京湾奥河川で56cmシーバス浮上【千葉・養老川】バチは不在でボトム狙い撃ちが的中路上駐車は絶対ダメ(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>