ヤリイカのシーズンがやってきた。昨年12月半ばに水温が9度を下まわっており、一昨年みたいに遅くはないかなと思っていたが、寒気が何度も入り、海のシケが影響して1月半ばの開始となった。

●島根県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

陸っぱりエギングでヤリイカ16尾【島根・大浦漁港】塩漬けチキンのエサ巻きエギに好反応

大浦漁港でヤリイカ釣行

松森稜さんは大のヤリイカ釣り好き。1月23日、島根県太田市・大浦漁港へ釣行した様子をお届けしよう。

陸っぱりエギングでヤリイカ16尾【島根・大浦漁港】塩漬けチキンのエサ巻きエギに好反応大浦漁港周辺略図(提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

当日のタックル

松森さんはエサ巻きエギを使用したタックルでヤリイカを狙う。今まで釣具店によくあるソルトチキンやサヨリを干した物を使用していたが、今年は自作のエサを持参。

作り方は極めて簡単だ。近くのスーパーで塊の胸肉を購入し塩をふんだんに使用して水抜きをする。その後、隠し味として味の素を使用し染み込ませる。

去年は集魚力アップのためににんにくパウダーやガルプパウダーといったモノを染み込ませ、作ったこともあった。

しかし、釣り場についてから手に匂いがついたり、セッティングの際にベトベトして扱いにくくあまり釣果に差がなかったので今年はシンプルにした。

陸っぱりエギングでヤリイカ16尾【島根・大浦漁港】塩漬けチキンのエサ巻きエギに好反応当日のタックル(提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)

 

さて実釣だが、ある程度使用するエサがカチカチになったらエギスッテ・エサ巻エギ高串型(S)の背に乗るくらいにカッティングする。

ここで注意したいのは塩抜きする前にカッティングすると乾燥した際に変形するため、ある程度水分が抜けてから調節する。

そうすると、カリカリになった肉の塊をカットすることが容易となる。これを使用し、グローに光るエギに巻き釣り開始。

朝マズメ前3時間で16尾ゲット

当日は釣り人が多かったこともあり、日付が変わった午前2時から開始した。

開始早々からまずはオスのヤリイカをキャッチした。時合いがきたタイミングで2、3尾釣れ、20分ほど経過したらまた2、3尾釣るを繰り返し、合計16尾の釣果で終了した。